Presonusのオーディオインターフェイス「AudioBox iTwo」の大きな特徴や使用感をレビューします。
このオーディオI/O、PCとの接続以外にもビギナー向けの便利機能を備えた機種になっています。
その使い方や使用感などがどうなのか、具体的に紹介していきましょう。

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もくじ
購入の理由
当時購入した理由としては、Presonusのおトクなプラグインのセット「Plug In Suite」が使えるっていうのが大きかったです。
それだけでなく、オーディオI/O単体としてもPC/iPadの両方で使えるので自宅やリハーサルスタジオ等、その場に応じたフレキシブルな使い方が出来るという点も大きな魅力でした。
概要
・全てのつまみがクリック付き
・Capture DuoでiPadでのレコーディングも可能
・今ならPresonus PlugIn Suiteの無償プラグインが手に入る
なんといっても最大の魅力はパソコンとipadの両方で使える仕様になっているという点!
iPadでもDTMが出来てしまう現代ですから、この機能はかなりオイシイと思います。
ツマミもクリック付きなので、楽器を持ち換えたりジャックの差し替えなどを行う方には向いているかも知れませんね!詳しくは後述。
主な仕様
表面は定番のコンボジャックが2つ。
デザインもカラーもシンプルですっきりしています。
裏面は電源供給も出来るUSB2.0端子とMIDIのIN/OUTが1つづつ。MAIN OUTはフォン端子のみの仕様。
ちなみに、つまみは全てクリック(回すとカチカチ手ごたえを感じる)が付いているため、インプットゲインを調整する時は、カクカクと音量が上がり下がりする印象です。
このツマミのクリックですが、目盛りが結構細かく設定されている為、大きな支障というのは無いと思っていいと思います。
むしろ楽器を持ち換えたり、ジャックを差し替えたりすることが多い人にはむしろありがたい仕様なんじゃないでしょうか。
サウンドは?
肝心の音についてですが、>クラスAプリアンプを搭載している為、ピュアでクリーンなサウンドが体感できるとの事。
もともと持っていたFocusrite 2i4と比べると、中低域の密度が多めに感じられました。
実際にギターも何本か録音してみましたが、録音された音に関しては、それほどの差は感じられませんでした。
iPadで本格レコーディングも可能
このAudioBox iTwoの目玉機能としては、48khz/24bitの高音質な録音が>iPadなどのiOS商品でも可能だという事。
CubasisなどでDTMを楽しんでいる方には特にオススメ出来そうです。
もしiPad用のDAWを持っていない場合でも、Presonusからリリースされている「CaptureDuo」でその機能の真価を体験することが可能です。
このソフトでは、INPUT1/2からリアルタイムで2トラックの同時録音が可能ですので。簡単なアイデアスケッチであれば十分かも知れません。
※ACアダプタは同梱されていない為、外部電源を確保した上で接続しないと認識しません
ワイヤレスでStudio Oneに転送することが可能
ちなみにこのCaptureDuo、録音が終わった後すぐにStudio Oneにプロジェクトデータを転送することが可能です。
今までは録音したパラデータをDropBoxに置いてからダウンロードしたり、メールで送ったりなどの手間が掛かっていましたが、これなら完全にそんな手間とはもうオサラバですね。
今までのようにメールでパラデータ送ったり、データをトラックのところまでドラッグしたりなどの面倒な作業から解放されました。
Capture Duoの有料版、Captureなら32トラックまで録音可能に、さらにワンランク上のデモ製作が可能になりますね。
無償のプラグインエフェクト付き
Presonusの指定ハードウェアの利用者に付与されるプラグインPresonus PlugIn Suiteを無償で手に入れることが出来ます。
プラグインの内容物は下記の通り。
・Plugin Alliance|Mäag Audio EQ2
・Plugin Alliance|Brainworx bx_opto
・Lexicon|MPX-i Reverb
・Eventide|H910
・Eventide|2016 Stereo Room
・Arturia|Analog Lab Lite
これだけ即戦力にもってこいの使えるプラグインが無償なのは嬉しいですね!!
あとがき
オーディオインターフェイスの良し悪しって結構判断しにくいと思いますが、今回購入したAudioBox iTwoは、iPadでも利用出来る汎用性の高さとインターフェイスそのもののスペック、付属プラグインなど、どれをとってもメリットの高い商品でした。
1つのオーディオI/Oで、出先や自宅でフレキシブルに対応できるようになったのはとても有難い、作業もより一層捗りそうですね!
マイクやヘッドホンとセット価格で販売しているものもあるようなので、PCユーザーだけでなくモバイルDTMerの方も、検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
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