Neutron Elementsのトラックアシスタントでミックスの生産性が爆上がり!?



Izotopeのプラグイン「Elements Bundle」を購入しました。その名の通りバンドル版でとってもおトク!
今回はその中から「Newtron Elements」を取り上げてみましょう。

驚くほどDTMの生産性がググっと上がる、便利なアシストツールです!

概要

「Elements Bundle」は下記の3つをまとめたバンドル版のパッケージ。

・RX 6 Elements
・Neutron Elements
・Ozone 7 Elements

どれもElemenntsなのであくまで簡易版ではあるものの、実用性の高い、使える機能をたくさん持っています。

それではこの中から「Newtron Elements」の魅力をクローズアップしていきましょう。

 

豊富なプリセット

プリセットは約150もの数が用意されています。

楽器やパートごとに分けられていているのがありがたいですね。

ギターもエレキやアコギごとに分かれており、オーケストラやミックス用、ブロードキャスト用の物まで幅広く用意されています!

処理を行った履歴表示が可能

手動設定/トラックアシスタント共に、処理した履歴表示をすることが可能。

基本何をイジってもこの履歴にはきちんと反映されるみたいですね。

もちろんその履歴を遡って戻ることも出来れば、戻った後にアンドゥすることも出来るみたいです。

音作りに模索するDTMerに優しい設計になっていますね!

 機能の一覧

イコライザー

計8バンドのグラフッィクEQ


バンド数もなかなか多いのでかなり細かく設定できそうです。
ブーストよりもカットを想定して作られているのか、上げた時の掛かり方自体は少し控えめに感じました。

Q幅を縦フェーダーでいじるのは個人的に少し慣れが必要でしたね。

コンプレッサー

VUメーターで表示してくれる「VintageMode」付き。

VintageModeを解除すると

こんな表示になります

アタックは最大500msリリースは5000ms

心なしか、効き方は少し控えめ、かなりやわらかく掛かります。

エキサイター

音に発生させた歪みの倍音効果で、音に明瞭度を与えるエフェクト。


「Drive」で歪み具合、「Blend」で原音とのバランスを整えていきます。
特徴的なのは真ん中のパットらしきもの。

再生しながらポインタを動かしていくと、ひずみ方がそれぞれ特徴的でかなり面白いです。

ポインタで塩梅をうまく調整することが出来るので、楽曲に見合う歪み方を調整することが可能です。

トランジェントシェイパー

主にアタックを強調するときに用いられることの多いエフェクトです。

パラメーターは「Attack」と「Sustain」の2つ。このバランスを上手くとって、音のアタックと余韻、どちらを強調していくのかの決めていきます。

掛かり方を「Sharp」「Mediun」「Smooth」の3種類から選ぶことが可能です。

その名のとおり「sharp」はエッジが効き「Smooth」は緩やかな掛かり方をします。

全体的には結構強力に掛かってくれる印象でした。

トラックアシスタント機能

最も特徴的で目玉機能と言えるのはコレ。
人工知能がそのトラックに対してEQやダイナミクス系のエフェクトを掛けてくれます。

画面上部の「Track Assistant」ボタンを押した後、DAWを再生すると…。

こんな画面になり、そのトラックを自動解析してくれます。
解析を終えるとそのトラックに見合ったエフェクトを掛けてくれます。スゲェ!

自動処理の傾向

そんなトラックアシスタント機能ですが、トラックの音のポイントをきちんと識別してくれます。

ためしに、オーケストラのオケの中で鳴っているドラ(ゴング)の音で検証してみます。

◆自分で書けた銅鑼(ゴング)のEQ↓

◆トラックアシスタントで掛けたEQ

控えめではあるものの、カットするべき部分とその楽器のおいしい部分を見抜いてくれます。
じっくり自分で聞き込まなくても、上げるべき、下げるべき場所をきちんとアシストしてくれます。

ちなみに、アコースティックギターでもプリアンプを通したものと、通していないもの(どちらも同じテイク)にそれぞれTrackAssistant機能を割り当てても、見事にそれぞれ個別の処理を行ってくれました。

同じテイクで、似たりよったりのサウンドであってもそれぞれキチンと個別に処理してくれていることが証明されました。

こだわりのある部分は自分で

逆に思い切ってこの機能に頼らず、自分の手で処理した方が良い場合もあります。
ざっくり音を聞いて、その特徴と役割は分析してくれますが、その楽器のアンサンブル中での役割までは読み取ってはくれません。

例えばアコギでも胴鳴りが強調されたサウンドもあれば、アタックだけ鋭く強調させるもの、スネアでもスナッピーの鳴りだけ強調したかったり、ドラムのアンビエンスやカブりに固有の役割を持たせたい…等。自分が意図する明確な鳴らし方がある場合は、積極的に自分の手でイジりましょう。

ちなみにTrackAssistantを使う場合、再生する箇所を変えるとエフェクト処理の結果が変わってしまうことがあるようなので、解析をするときは曲の要となる部分を再生するのがいいかも知れません。

同じトラックでも曲のセクションで役割が変わったりする場合などはトラックを変えたり等の工夫をしたほうがいいでしょう。
もしこの機能を積極的に使いたい場合は、奏法やノリが大きく変わる部分はトラックを分けてそれぞれ判定させるのが良さそうです。

あとがき

AI技術によってイコライジングなどに掛かる手間が随分と軽減されるようになりました。

コレがあるのと無いのでは大違いですね!

世の中全体が自動化の方向に向かっていますが、DTM界でもその例に漏れず、イコライジングなどの音処理や自動作曲まで技術が進んでいます。

AIにはアシスタントとして活躍してもらって、ミックスの楽しさや人それぞれの個性を生かしなが生産性を上げていきたいですね!

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
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