ども、ChangNaoです!!
DTM界隈ではすっかりおなじみとなったエレクトリックベース音源、「MODOBASS」ついに僕もゲットしました!!
感想はもう言わずもがな。非常に優れた商品です。
すでに多くのレビューも出ていると思うので、僕目線での使用感や特徴などに触れていきましょう。
もくじ
・ベタ打ちでもそれなりの質感
・ルート弾きも自然
・ウッドベース、フレットレスベースは無し
・アンプ側の選択肢は少ない
とにかく容量が軽い
MODOBASSは物理モデル方式を採用してるため、容量がとても軽いです。
難しい話は抜きにして、この物理モデルっていうのは「楽器の発音をコンピューター上の演算で再現するもの」と言ったところでしょう。
生で収録された膨大なライブラリーとは方式が違うため、この軽さが実現できているんですね。
インストール後に容量を測ったところ155MBでした。うん、軽い。
多大なサウンドの選択肢
ひととおり触ってみて、いじれるパラメーターの多さにとにかく圧倒されました。
ベース本体のモデルはもちろん、ピックアップや、奏法、ニュアンス、弦の太さや新しさ等々。きちんと使いこなせればエレキベースはこれ1つあればいいというくらいのクオリティです。
ベースだけでなくピックアップも各種選択できるので実際にあり得ない組み合わせも可能です。
サウンドだけでなくベース本体もデザインする感覚で音作りが可能です。
キースイッチも非常に豊富。
「GHOST」のスイッチで空ピックによるゴーストノートを再現できるので、ジャズやフュージョン系の休符の多いフレーズでは重宝しますね。
特に嬉しかったのは「Piezo」のノブ。ロックやポップスだけでなく幅広い音楽に対応できる設計なのが嬉しいですね。
どんなサウンド?
とにもかくにも、デモを作ってみました。
前半はスラップ、中盤が指弾きで最後にブリッジミュートとハーモニクスを取り入れてます。
これは生のベースとMODOBASSの打ち込みを左右にパンしたもの。イヤホン推奨です。
さて、突然ですが左右どっちがMODOBASSの音源でしょうか?
①左側のベース音源を中央に寄せたもの↓
②右側のベース音源を中央に寄せたもの↓
正解は…
左側の音源でした。
最初にグリスを入れたのは一応引っかけです 笑
スライドした時の摩擦感がリアルなので曲中に大胆にグリスを入れても自然に映えます。
途中弦がフレットにあたってビビッているのもよく再現されていると思います。
ロックやポップスあたりに多い、同音連打のいわゆるルート弾きに強い音源は非常に有難いですね。
あとがき
物理モデルの強みをまざまざと見せつけられました。支持される理由も納得ですね。
ルート弾きも安心のクオリティだから、DAWのヒューマナイズと組み合わせたら最強かも。
スライドなどの奏法を表現するのにCCを使うあたり、少し上級者向けの音源かなと思います。
でもその少し手間を掛けることでよりベースらしいサウンドになるから、DTMを始めたての人はこれを機にスキルアップするのもアリかもしれないですね。
フレットレスやウッドベースが無かったのは少し残念な部分。あとスライドレンジをCCで動かせたらいいのになーとか思ったり。
奏法などの切り替えをノートとベロシティだけでコントロールする「イージーモード」的なものがあっても良かったかも。
あとアンプの選択肢はあまりないので、Amplitubeと組み合わせて使えば更に多彩なサウンドメイクが出来そうですね。
ではでは、ChangNaoでしたー!!