投稿日:2019年6月24日 更新日: 商品レビュー PC関連 実験/検証

【DTM】トラックボールマウスと普通のマウスを比較してみた

先日購入したトラックボールマウス「M570」にもそろそろ使い慣れてきました! そこで今回はDTMの作業において、普通のマウスと比べてどれくらい便利なものなのかを検証してみました。
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検証内容とルール

今回検証に使うマウスですが、トラックボールは「M570」ノーマルのマウスは『M705』を使っていきます。 どちらも安心安全のロジクール製。 どちらのマウスも操作感や仕組みが根本的に違うので、厳密な比較がどうしても難しいです。 そのため今回は、『心地よくPCを操作できる設定』で比較するという、スーパー独断と偏見ルールでの検証となりますので、どうぞご了承下さいませ。

検証1.MIDI打ち込み

トラックボールのマウスは直感的な操作ができるのが魅力。 縦横だけでなく、斜めの動きにも強いのでマウスポインタを縦横無尽に動かすのは普通のマウスよりもかなりスラスラとできます。 その特性からか、MIDIを打ち込んでいく時、特にベースのルート弾きやドラムのハイハットなどのような規則的に横一列に並んでいるノートを打ち込む時は、ポインタが斜め方向に行ってしまいがちになる為、ちょっとだけ難しく感じました。   一方で、普通のマウスはその点だと横移動はかなり強いと思います。 もともと使い慣れているという部分も大きいですが、狙った場所に正確に音を配置させていくのは得意な方だと思います。

検証2.ベロシティ調整

一気にあげたり下げたりしたい時は、トラックボールはかなり重宝すると思います。 少しの動作で値の上げ下げが簡単なので、まとめてグワっと数値を変更したい時は便利です。 普通のマウスはこの点でも微調整に対しては優秀な感触。 画面内から行きたいと思った場所にポインタを移動させ、細かいところまで時に直感的に行くことができますね。 余談ですが、StudioOneは小節の上のバーをクリックしながら引っ張ることで画面の拡大/縮小が可能です。 トラックボールマウスはここでも小さな動作でミクロレベルのところまですぐに寄ってくれるフレキシブルさを感じました。

検証3.パラメータで比較

ギターアンプやEQなど、GUI上のツマミの操作感を比較していきます。 クリックしながらマウスを上下に動かすことで画面上のつまみを回すことができますが、通常のマウスの場合は上下に動かす直線的なモーションなので、バーチャルなものを触っている感じが否めません(実際バーチャルなものですけど 笑) その点、トラックボールの方では丸いボールを指で操っているからか、普通のマウスに比べて直感的につまみを回せている感触がありました。 画面の向こうにあるパネルを直接触れている感覚に近かったですね。 トラックボールはここでも、スピーディーな作業に向いているような気がしました。 特に、グライコの周波数をバッサリカットしたい時など、目当ての帯域に対して、大胆にブースト/カットするのには向いているような気がしました。 逆にある程度決まっている周波数の中から細かい微調整をしたいときは通常のマウスの方が便利かもしれません。

検証.4 オーディオ編集

録音したオーディオをつなぎ合わせてベストなテイクを作ります。 使いたいテイクをドラッグアンドドロップしてテイクを決めて、細かく波形をつないでいく作業ですが、こちらは通常のマウスの方が全体的には感触がよかったです。 比較に使ったトラックボールが親指一本で操作する仕様ということもあって、やはりここでも微調整にはあまり向かない印象があります。 トラック同士をつなぐ時はどうしても緻密な作業が必要になるため親指一本で操作する仕様のトラックボールマウスだと、操作がすこしハードです。 でも、ざっくりテイクをD&Dで選んだりするのはとてもスムーズでした!

検証.5 ミックス編

フェーダーの縦操作やパンニング、エンベロープ描いて比較してみます。 フェーダーを操作するときもトラックボールは一気に上げ下げするのにすごく便利です。 StudioOneの場合、パンの調整方法はクリックしながら上下と左右に動かすという2種類の方法で調整することができますが、細かい調整は上下に動かすのがオススメです。 今のところトラックボールは大雑把な調整に向いているイメージが強いですが、パン調整ににおいては細かい調整はこのマウスでも比較的イメージ通りにできる印象でした。 フェーダーを上下に動かす場合は、思った場所よりも行き過ぎてしまったり、ちょっとコントロールが難しい印象がどうしてもありますね。 一方で普通のマウスは、フェーダーを一つづつ触りながら上げ下げする感覚はトラックボールと比べると煩わしい感触がありました。 ただ、上下に動かすと言う点については、こちらの方が細かいところまでコントロールできるようです。

あとがき

ひととおり触ってみた結果、それぞれこんな感じの印象です。
・スピーディーな操作が得意 ・曲線的な動きに強い ・大きな動きが得意
・じっくり調整したい人向け ・直線的な動き ・細かい動きに強い
今回検証に使ったトラックボールは親指のみを使って操作するため、手のひらで操作する純粋なトラックボールとも少し仕様が異なります。 全体を通して微調整などの細かい作業が苦手な印象がありましたが、おそらくその理由は親指1本で操作するため、手のひらのような『面』ではなく『点』で操作する仕様なのが、理由として大きいと考えられます。 詳しい解説は動画内でも触れていますので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。 https://www.youtube.com/channel/UCNTZ__DYSLPW-E5nELWvWDQ?sub_confirmation=1
もちろん実際に操作してみて、良い部分もたくさん感じることが出来たので、やはりその点は一長一短ですね。 自分の好みにあったマウスを、みなさんも是非探してみて下さい。    

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