バーチャルモデルで簡単に弾き語り配信が出来る!『Vフレット』を試してみた

先日、話題のVフレットを始めてみました!

オリジナルのバーチャルモデルを持っているミュージシャンとしては、避けて通るわけには絶対に行きません 笑。
という事で、本日はVフレットの紹介記事です!

 Vフレットとは

VRMアバターで“それっぽく”ギターの弾き語りが出来るアプリ

Vフレットは、VRMアバターを使って弾き語り配信や動画作成のできるアプリケーション。

外部機器は不要で、デフォルトのキャラクターなら再生させるだけで弾き語りの動画作りが出来ます。
もちろんオリジナルキャラクターのデータを取り込むことも可能なので、誰でも簡単かつ本格的に始められる画期的なソフトウェアです。

通常バーチャルモデルで弾き語りや演奏をアップロードしなければならない場合、ギターのオブジェクトを用意したりと色々と手間や工程が必要な中、ほぼオートマッチックに演奏動画が作れてしまうなんて…。

Nemoka.T
Nemoka.T
とっても助かりますぅ~😭😭😭

公式リンクなど

現状ではβ版として公開されているVフレット、以下のリンクからダウンロードできます。

関連リンク

開発はVRエンジニアのなかじさん。
Vフレットの公式ツイッターには、全体の制作に携わられた方などが記載されています。

ダウンロードは上記公式ホームページ内の「ダウンロード」から行えます。

特徴

・演奏モーションは基本オート
・ギターの持ち方などは細かい調整が可能
・アコギは1種類/背景は3種類
・5アングルのカメラ切り替えが可能
・リアリティのあるカメラワーク
・ソフトからは音は出ない 

※執筆時点

そんなVフレットですが、想像以上にクイックかつリアルに動画作りが出来そうな感触です。

まずはキャラクターと背景を選んで「撮影スタート」を選択

デフォルトのアバターは3種類から選べる。
オリジナルモデルを追加する場合はVRMファイルとして直接か、VroidHubと連携した追加も可能。

画面が切り替わったら右上のボタンでカメラとギターをスタートさせれば、リアリティのある演奏モーションがもう再生されます。

細かい設定は画面左側から。主にギターの構え方演奏のテンポカメラ切り替えなどの映像面、カメラのデバイスから口の動きを反映させるリップシンクなどの設定が可能みたいです。

カメラは5種類のアングルを自動ないしは手動で切り替えることが出来ます。

驚いたのは1つ1つのカメラ毎に手ブレ感が演出されていて、バーチャルなソフトでありながらリアリティを感じることが出来ます。

カメラアングルを自動にすれば、定期的にアングルが切り替わりますが、その時の動き方も、ドローン撮影のように一気に離れるようなモーションもあって迫力があります。これなら細かい調整なしでも見ごたえのある動画が作れそうです…!!

執筆現在でβ版のvフレット、背景は3種類ギターは水色のモデル一択しか選択できませんが、背景によってキャラクターの座り姿勢が変わったりなど、楽しめる要素がたくさん盛り込まれています。

設定できること

主にギターの大きさや構える角度、BPMやストロークのアクセント位置などが調整できます。

映像全体的な面ではカメラの切り替えタイミングや映像の出力サイズ、リップシンクのカメラデバイス設定などが可能です。

特に細かく設定できる項目を少し取り上げていきます。

 ギターのサイズと構え方

ギターのサイズを拡大縮小できるので、子供サイズのモデルや、ハルクのような大柄なモデルにも柔軟に対応できそうです。
小さくしてウクレレのような見せ方なんかも◎ですね。

構え方はヘッドの上げ下げや持つ位置の上下左右、さらにギターそのものの角度調整まで、想像していた以上に細かく設定することが出来ました。

画角とズームインアウト

カメラの角度やどれくらい寄ったり引いたりするのか、手ブレ感の強さや頻度等、かなり細かく設定できます。

しかも、これらの項目が5アングルそれぞれに対して割り当てることが出来るので、自分の感性に合わせた映像に出来そうですね。
特に編集して動画にするときなんかも、うまくやれば動きのあるアクションなんかも作れるかも知れないので、人それぞれに活用の仕方があるような気がしました。

 その他

なお、BPMは1~240まで設定可能な模様。
実際に弾き語り配信する時にも、ある程度演奏と同期できるよう、数字のプリカウントが実装されていたり、ストロークのアクセント位置が選べるような親切設計になっていました。

あとがき

実際に録音したアコギの音と合わせて編集してみました↓↓

2拍+4拍のアクセントで、BPM120でプレイしましたが、すんなりハマっていい感じですね!

手軽にリアリティのある弾き語り動画が作れるvフレットの紹介でした。

なお、OBSへ映像を送る時はUnityCaptureのインストールが必要です。

【VTuberのなり方解説#8】Unityのカメラ映像をOBSに出力する【Unity初心者】 | 気ままなシュミログ (takaaki-hobby-blog.com)

現状ではベータ版のVフレットですが、個人的に有ったら超嬉しいなぁと思う機能は…

・指弾きの実装
・エレキギターの実装

・表情の細かな設定
・背景のグリーンバック化

こんなに素敵なソフトなのに欲張っちゃいけませんが、公式様もフィードバックも積極的に受けているようなので、僭越ながら直接リクエストもさせて頂きました。

知る限りではこの手の動画が作れる唯一のアプリケーションかと思いますので、正式版のリリースにも期待大ですね!
今後も推していきたいと思います!

Nemoka.T
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