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激レア?FENDERの謎スタックアンプ「G605CE」ってどんな音?

ちょっと面白そうなFenderのアンプを入手しました。 一見TwinReverbみのあるこのアンプ、小型のスタックアンプになっています。 価格もサイズもお手頃で、インテリアにもなりそうなちょっと可愛いレアなモデルのアンプを、そのサウンドと共にご紹介していきましょう。

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   もくじ

 商品概要

・小型スタックアンプ
・オープンバック仕様
・スピーカーは6発
・12W/5.3Ω
・スピーカーケーブル交換不可
・見かけによらないパワフルなサウンド

 

幻のアンプ?

Fenderのアンプと言えば、思い浮かべるのはTwinReverbBassmanSuperSonicあたりがポピュラーですが、今回手に入れたのはそれらとは全く別のもので、どちらかと言えばお手頃な練習用アンプという印象です。

このアンプ、店頭で見かけたときの品番は「G605CE」という品番でしたが、ネット上で調べても公式はおろか、中古出品以外に有力な情報がほぼ有りませんでした。

この商品を検索していく中で、「RVH 605CE」という品番も見かけたものの、これもG605CEの写真を見比べてみるも全く区別がつかず。
どちらが正しいのかどうかも分かりませんでした。 一体いつ、何台くらい開発されたものなのか全くもって不明な機種ですが、前述の通り中古としては一定数出回っているもののようです。

外観


これが購入した実物。
往年のフェンダーアンプの外観、特に色合いあたりはTwinReberbみをかなり感じるデザインです。

写真で見るよりかは小型のモデルで、キャビネットはCELESTIONのものが6発マウントされている、ちょっと珍しいモデルになります。

ちなみに12ワット。 裏側はこんな感じのオープンバック仕様。


※スピーカーはCELESTIONのCOMMANDO STARが6発


ギターと並べるとこんな感じ。
スタックアンプとしては非常に小さい事が伝わると思います。
続いてヘッド部

コントロール部も往年のフェンダースタイルで、スプリングリバーブもしっかりついているのが嬉しいところ。
インプット用のRCA端子がついているあたり、自宅練習を考慮された設計にもなっています。

ヘッドにはおなじみのフォントでReverbAmpの文字が。

抵抗値も5.3Ωと個人的にもあまり見かけない仕様になっており、裏側はキャビネットにつなぐスピーカーケーブルが付いています。

ご覧の通りヘッドアンプ本体にケーブルが取り付けられているため、スピーカーケーブルの交換が出来ない仕様になっています。

それでいてケーブルそのものも非常に軟弱です。
すこし昔によく見た初心者用のパッチケーブルのよう。下手すればそれよりも華奢かもしれない。扱いに注意が必要です。

サウンドは?

クリーンめのリードとバッキングで検証してみました。
■コードバッキング(Gain5 Vol3 Rev1 EQ_All5)

Chang_Nao · Gain5 Vol3 Rev1 EQ All5 – Basic_Mondial

同じEQ設定でプレイしたリードはこんな感じ。

小さいながらもしっかりとフェンダーらしさを感じさせてくれ、音の密度もしっかり感じ取れました。

期待通りリバーブもしっかり利いてくれるし、何しろGAINノブが想像以上に強力だった印象です。
ゲインは5で試し撮りしてみましたが、それ未満だと清涼感のあるクリーンなトーンが得られます。

マイクはPDM-57を使用して収録しています。

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あとがき

コンパクトなサイズでありながらも、しっかりとフェンダーらしさを感じさせてくれるものでした。

適度なサイズ感というのもあり、置いておくだけでインテリアにもなる。
コレが自室にある生活はなかなか良いものかも知れません。

実際のアンプ録りにも、気晴らしにポロンと弾くのにも良い相棒になってくれそうです。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。 この記事が面白かったら、是非他の記事にもお立ち寄りください!

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