SONYのヘッドホン「MDR-M1-ST」を購入しました。簡単な所感と特徴などを纏めてみたいと思います。
SONY スタジオモニター ヘッドホン プロ仕様 MDR-M1ST
購入の動機
楽曲のミックスを本格的にやることが増えてきたことが、新しいヘッドホンを探し始めた大きな理由。
過去の自分の作品を振り返りつつ、自分のミックスの特徴などを踏まえた結果、最終的には自分の持つ再生機器にない特性のヘッドホンに狙いを定めることに。
一般的にはフラットな特性のものが良しとされがちな中で、少し個性という部分も視野に入れて、いくつかの機種にターゲットを絞りつつヨドバシカメラへ。
同価格帯ではAudioTechnicaの「ATH-M50x」とYAMAHA 「HPH-MT8」で迷った。。
YAMAHAの方は店頭展示してなかったみたいで試聴できず。。
オーテクの同モデルと頂上決戦だったけど、サウンドそのものは全くの別物だった…🎧!!— Nemoka🍬ドライフラワー公開中 (@Humetsuka) April 19, 2023
上記に書いた狙いとは別に、個人的に興味のあったのはこの2機種。
YAMAHA 「HPH-MT8」は店頭には見当たらなかったので、あえなくパス。
AudioTechnicaの「ATH-M~」シリーズと、店頭にあっためぼしい機種を一通り試聴し、購入しました。
特徴
・ケーブルの脱着可能
・折り畳みは不可
・左右10段階の外周調整可
最も要となるサウンドの部分では、中域の存在感が他の機種に比べて圧倒的だなという部分でした。
個人的にこの特徴は他のモデルにはない個性を感じましたね。
メーカーの公式なスペックは以下の通り。
形式 | 密閉ダイナミック型 | |
---|---|---|
ドライバーユニット | 40mm、ドーム型(CCAWボイスコイル) | |
最大入力 | 1500mW(IEC) | |
インピーダンス | 24Ω (1kHzにて) | |
音圧感度 | 103dB/mW | |
再生周波数帯域 | 5~80,000Hz(JEITA) | |
コード長 | 約2.5m | |
質量 | 約215g(ケーブル含まず) |
(SONY公式ページ https://www.sony.jp/headphone/products/MDR-M1ST/より引用)
他のどの機種よりもハイミドルがかなり際立っているように聞こえたこと、自分の持つ再生機器にはない特徴を持っていたことが購入の大きなきっかけになりました。
※往年のSONYらしさを感じるデザイン。LとRで色分けされています
ケーブルの脱着可能
ケーブルはヘッドホン本体から脱着可能になっています。
プラグの外側がネジ構造になっているため、外れたりすることのない安心設計です。
長さは2.5m、リケーブルするのも面白そう
※筆者所有のケーブルクリップで纏めています
10段階調整可能
外周の大きさは、左右それぞれ10段階づつの調整が可能です。
目盛り&クリックが付いているので、左右均等に調整することが可能です。
あとがき
実際に店頭で本機の音を聞いた時、他の機種との明らかな違いを確かに感じました。
これのおかげで、ミックスでも新たな視点を手に入れることが出来そうです。
SONY スタジオモニター ヘッドホン プロ仕様 MDR-M1ST
余談ですが、SONY往年の名機とされている「MDR-900ST」とは別物と言われていますが、その差をまざまざと感じさせられました笑