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IKmultimediaの「iLoud Micro Monitor」その利点を徹底紹介!!




IK multimediaの「iLoud Micro Monitor」、購入から5年たっても現役バリバリのスピーカーです。

Bluetooth機能だけでなく、小振りなフォルムとは裏腹なパワーのあるサウンドなど、メリットや機能がたくさんあるスピーカーになっています。

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   もくじ

製品の特徴

・小さい&軽い
・抜群のポータブル性
・有線とBluetoothが併用可能
・他のパワードスピーカーにも引けをとらない迫力
・設置場所に応じて最適化できるフレキシブルな設計&機能
・マイクスタンドにマウントできる

ご覧の通り、メリットだらけの設計になっています。

小ぶりな見た目とは裏腹に、Bluetooth対応>マイクスタンドにマウントできるあたり、かなり優秀、そして多機能です。

据え置きのDTM用モニターとしてはもちろん、モニター環境のないライブ会場に持ち込んでの使用も全然アリです。

 

圧倒的な軽さとコンパクト性

片手にスッポリ収まる小ささ

片手にスッポリ収まる小ささ。スピーカーを持ち上げているとは思えないほどの軽さです 。

LRのスピーカーを、同梱のケーブルで繋ぎ、実際に配置するとこんな感じ。

この左右をつなぐ同梱のケーブルもしっかりしていて頼もしい印象でした。

コンパクトなサイズながらも、しっかりと存在感を醸し出しています。
そしてどことなくGENELECを思わせるような重厚なデザイン。

その影響もあってか、小さくてもチャチく見えないところが素晴らしい。

持ち運びに困らない軽さ

左右それぞれのユニットの重さはこんな感じ

R側(844g)        L側(961g)

しかし両方合計して1.8kg前後とは驚き…!

充実したコントロール類

背面のパネルはこんな感じ。


ボリュームノブインプットジャック、対応機器を認証する為のBluetoothスイッチと、3種類のEQスイッチ、あとは電源スイッチという構成になっています。

地味に優秀なのがインプットジャックで、RCAとステレオミニジャックの2パターンに対応しているという点。
宅内や出先の会場など、様々な状況下使用されることを想定しているあたり、とても器用な設計になっています。

EQは高域と低域の補正用のスイッチに加えて、利用場所に応じて使い分けが可能なFLAT/DESKスイッチもあります。無論卓上に置くならDESKモードとして使用します。

このFLAT/DESKスイッチ、卓上に置いたときの音の乱反射を補正するという役割を持っていますが、卓上のみでスイッチを切り替えて検証したところ、DESK側の方が高域がはるかに明瞭に感じられました。

しかもこのスピーカー、卓上以外にも用途があるんです…が!
その用途の詳細は後述。

スピーカーとしての性能

モニタリングして実際に感じたのは、このサイズながら低域がとても明瞭で頼もしい印象でした。
かなりデカい音もパワフルに聞かせてくれるし、幅広いレンジでしっかりと音を届けてくれる、良い意味でクセの無い感じがとても良かったです。

Bluetoothでも安定のクオリティ

そしてこのスピーカー、Bluetoothと接続しても安定のクオリティを発揮してくれます。

設定はとても簡単。IphoneなどのBluetooth機器で設定をオンにし、本体背面のBluetoothボタンを押すことで認識されます。

L側のスピーカーに小さなLEDが搭載されており、ペアリング中は青白く発光します。

非ペアリング時は青なので、一目瞭然で状況を把握することができますね。

肝心のBluetooth経由で出たサウンドも、有線から出ているサウンドと比べて全く遜色ありませんでした。有線/無線問わず安心のクオリティで安定のサウンドを楽しめます。

ちなみに、有線とBluetoothは同時にミックスして音を出せます

ただしiPhoneとiPad等、複数のBluetooth機器を同時に認証したとしても、音が出るのは片方の機器からに対してのみなので、あらかじめご注意を。

気の利いた親切設計

卓上スタンド

きちんと卓上に置くことを前提に設計されているのがこのスタンド。

これを立ててやることでスピーカーの向きと耳の高さがマッチングできるワケですね。

卓上に直置きして利用する場合は、このスタンドは必ず活用しましょう。

マイクスタンドにマウント可能

そして、本体の底面にはマイクスタンドにマウントするためのネジ穴が。

モニター設備の無い環境で演奏しなければならない時や、野外でのイベント用の即席スピーカとして大活躍すること間違いなしですね!

このコンパクトさなら現地で電源さえ確保出来ればラクに携帯出来そうです。
広い家なら、リビングの隅に設置してファミリーで音楽などを楽しむのも十分にアリです!

※マイクスタンドにマウントした図。

座り作業でのモニタリングなら、ショートブームのスタンドで充分役立ってくれます

下が丸型のスタンドなら、さらに省スペースで使えます。

こんな人にオススメしたい

・PCとタブレットを併用している人
・サブモニターをお求めの人
・スマホゲームを楽しんでいる人
・スマホから臨場感あるサウンドで音楽を聴きたい人
・ライブハウス以外の場所で演奏する人

DTMの作業をやる時は、PCとiPadを同時に併用することが多い僕。
iPadでは主に参考曲などの音資料の確認がメインです。

Bluetooth接続の恩恵をフル活用し、PCとiPadで役割分担をしながら作業しているのですが、それぞれ同じスピーカーでモニタリング出来るのは大きな魅力だと思います!

参考にしたい楽曲のサウンドや定位感も、モニターするスピーカーが同じだと完成までの道のりがグッと近くなる感触です。

あとはPCとタブレットで役割をきちんと分けておくと、PC内のタスクが散らからない上、頭の中もスッキリするのでオススメです。PCのマシンパワーの消耗も軽減できるので良いことづくめなワケです!

ちなみに僕はIpadでCubasisも多用するので、椅子にふんぞり返りながら悠々と高音質でDTM出来ます!


こんな感じ↑

あとはメインのスピーカーと併用しながらサブスピーカーとして持っている人も結構多いみたいです。

意外に嬉しかったのは、Bluetooth接続してスマホゲームをやった時。
iPhone常設のスピーカーとは比べ物にならないほどの臨場感をワイヤレスで楽しめます!

スマホゲーマーの方にも強くオススメ出来る商品ですね!


あとがき

スピーカーとしての性能、無線接続もできる利便性、ポータブル性と幅広い役割を持ちながらも、欠点がほぼ見受けられない優秀さです。

小さなボディに多くの利点がギッシリ詰まった、まさにスグレモノと言って良い商品でしょう。

持ち歩きしやすい小回りの良さも充分に評価できますが、アダプタ必須+LRを結ぶスピーカーケーブルがまあまあ屈強なので、部屋のPCにからiPadでリビングへ…となった時に一緒に持ち運べるほどではなさそうです。

とはいえ、これだけの機能を備えて4万円を切るのだから、これからモニタースピーカーを買いたい方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか!!

ホワイトカラーのモデルも発売されましたね!コッチも欲しい(笑)

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