投稿日:2019年9月29日 更新日: 商品レビュー PC関連

中華キーボードをDTMに取り入れてみた使用感と利便性について

DTMと言えばMIDIの打ち込みから楽器録音、編集やミキシング等、作業の内容は様々です。 当然フルサイズでのキーボードでの作業がマストになってくると思いますが、ここに敢えて左手用デバイスを導入してみたら何か便利になるかどうか、そんなことを記事化してみたいと思います。 ちなみに本記事では、主に演奏の録音を主眼に置いて作成した記事になります。
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導入の理由

筆者作業デスクは奥行きがそんなに無く、DTMように設計されたものではありません。 ちょっとスタイリッシュな作業机ってトコロで、DTMをするには少しだけ窮屈、という感じです。 下の動画にもある通り、大きな鍵盤は机の左側にセットし、その正面にサブディスプレイを置いています。
大きな鍵盤が必要な作業(ピアノ系の打ち込みやグリッサンドなど)はメインのデスクから左側を向いて作業するような感じです。 この左側のサブスペースには文字キーボードがないため、DAWの開始停止や、せめて簡単な編集が出来るようにと左手用のデバイスを導入しました。

選んだデバイスと仕様

今回購入したのはコチラ。 Jian Eという中華メーカーの左手ゲーミングデバイスですが、今回は実験的な計画であるのと、マウスとセットになっているというおトク感から、ほぼ脳死状態で即購入しました。 ゲーミング用と謳うだけあって、デザインもなかなかサイバーな感じ。 どちらもキレイに発光する仕様になっています。 左手キーボードは、FN+F3のキーでカラーを種類変更することが可能です。 コレがあるだけで陰キャからパリピに一気にクラスチェンジ出来そうです。 ちなみに左手デバイスって付属のアプリケーション等でキーコンフィグを設定できるものが多いようですが、今回の商品にはそんな上等な機能は無いみたいなので、外部のアプリケーションと併用して使用します。

StudioOneで使ってみる

さて、いよいよDAWで使っていきましょう。 簡単な基本操作をまとめてみると
・再生/停止(スペース) ・録音(テンキーの※) ・アンドゥ/リドゥ(Ctrl+Z Ctrl+Alt+Z) ・トラックのソロ再生/ミュート(S/M) ・保存(Ctrl+S)
…といったところでしょうか。 DAWにも寄ると思いますが、↑の操作のほどんどは左手で行うものなので、今回購入したキーボードでほぼ事足りると思います。 …が!! 肝心の録音の開始の操作、愛用のStudioOneでは、『テンキーの※』がデフォルトなんです。 このままでは録音が左手キーボードで行えないので、これはどうにかしないとイケませんね…。

赤いキーを取り付けて録音用キーに

今回購入したものには『A』『S』『W』『D』、そしてスペースキーに付け替え用の赤いキーが付属していました。 後々調べてみると、どうやらゲーマーたちの間ではAWSDが方向キーの役割を果たしたりと使用頻度の高いことから色分けされているものと知ることになります。なるほどなるほど。 DTMer視点で赤いキーを目にすると、これは録音にアサインしろと言わんばかりの主張っぷりです。 ということで『W』のキーを録音スタートのキーに割り当てていきたいと思います。 「そこは『R』だろ?」は禁句ですからね?(威圧)   付属のピンでキーを取り外して付け替え。
これでWだけが赤いキーボードが完成しました。 一目で録音用のキーであることが把握できます。

Hid key Seqenceで一つの動作に複数の機能をアサイン

残すはWキーで録音動作を行うようDAWに調教していくだけとなりました。ただ一つ問題が…。 StudioOneは一つの動作に対してアサインできるキーは一つのみのようで(Ver3.5時点) 動作とそれに対応するキーは、1対1の関係でしか割り当てることが出来ないっぽいんです。無念。 つまり付け替えた「W」キーをStudioOne上で録音の機能に割り当てた場合、もともと設定されていた『テンキーの※』は上書きされ、機能しなくなってしまうというワケです。 こういう時ついクセで前に設定されていたキーをうっかり押してしまった時のために、『W』と『テンキーの※』どちらを押しても録音動作を行えるように設定したい、さてどうするか…。 『Hid Key Seqense』というソフトを使って、テンキーの※をWと同じ扱いにできるよう設定してみます。 これで録音の動作は『W』と『テンキーの※』の両方での動作に成功しました。
今回購入した左手キーボードはキー設定の出来る付属のアプリがないため、これを活用することで左手キーボードの範囲外のキー操作も可能になると思います。 Hid Key Sequenceの詳しい使い方はユウキセイさんの動画でも紹介されています。

実際に使ってみて

総合的な使い心地ですが、やはりパームレストのおかげでメチャメチャ左手が安定するって事ですね! ただし、パームレストの取り外しは出来ないので要注意。 キーにも一定の高さがあり、第一印象としては昔ながらのキーボードの操作感というのが一番近いでしょうか。 タイピングすると割とカチャカチャするのかなーと思いきや、それほどうるさくもなく、キーの高さの割に押した感触や音は比較的マイルド。程よい手応えのある操作感で、とても気に入っています。 それもそのはずで、ゲーミング用のキーボードってあんまりカチャカチャしないように設計されているみたい。 マウスは細長くシュッとしており、本体の曲面がとても『なだらか』。 特に人差し指と中指を置いた感じのスッとなじむフィット感が良くて、クリック感も一般的なマウスと違い、柔らかでそれでいて確かな感触が返ってきます。

あとがき

ChinaPost経由で届いたのですが、巷での評判の通り化粧箱までベッコベコでした。 まぁ中身に悪影響がなかったので、問題なしという事にしましょう(ある) キーボードにせよマウスにせよ、ゲーミングデバイスって高機能なものが多いのでDTMへの活用をオススメする人が結構いるような印象です。 あくまでサブスペースでの予備操作として購入した左手キーボードですが、意外にも基本的な操作のほどんどが賄えるので、興味のある人は是非試してみて欲しいと思います。 Hid Key Seqenseをうまく活用すればただの左手キーボードも、ショートカット用のデバイスとして活用できるかも!? 最後まで読んでくれて、ありがとうございました。 この記事が面白かったら、他の記事にも是非お立ち寄りください。

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